ご自身のご褒美に 『ロンド マスト ドゥ カルティエ』
2023-12-12 11:00
ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
最近は、ようやく冬らしい寒さになってまいりました。皆様も体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
本日は、カルティエの「ロンド マスト ドゥ カルティエ」をご案内させて頂きます。
カルティエ
「カルティエ」とは宝石細工師「ルイ=フランソワ・カルティエ」によって、1847年に設立されたフランスの名門ジュエラーです。当時から王室貴族御用達と名高いカルティエは、1904年にはイギリス国王エドワード7世から「王の宝石商」と讃えられ、その名を世界中に轟かせています。
カルティエの腕時計は、3代目当主である孫の「ルイ・カルティエ」が、友人である飛行家の「サントス・デュモン」の依頼で、1904年に製作したモデル「サントス」が始まりとなっています。
その後、「パシャ」や「タンク」、「ベニュワール」など数々のヒット作を生み出し、ジュエリーだけではなく時計業界でも大きな実績を残していきます。日本でもご存知の方は多い高級ブランドですね。
ロンド マスト ドゥ カルティエ
「ロンド マスト ドゥ カルティエ」とは、2022年に発表された上品なラウンドウォッチです。2021年に、生産終了となった人気シリーズ「ロンド ソロ(2006年~2021年)」の後継機にあたりますね。
「ロンド ソロ」は、ベゼルやラグ、ブレスレット等の表面がフラットな形状が特徴的なラウンドウォッチで、 2004年に発表された、スクエアウォッチ「タンク ソロ」と対になるシリーズですね。
カルティエの腕時計の中ではシャープな印象ですが、そのスマートでシンプルなデザインから、幅広い年齢層にご愛用されています。
本日ご案内している「ロンド マスト ドゥ カルティエ 」は、「ロンド ソロ」よりは流線形の部分が増えて、若干優しい印象になりました。
文字盤のローマ数字内側に配されたレイルウエイミニッツトラックや、リューズのブルーカボッションなど、カルティエらしい伝統的な要素は備えていますので、クラシックな雰囲気に現代のデザインが融合されたことでとてもスタイリッシュです。
また、華美な装飾はありませんので、ビジネスからカジュアルまで様々な状況でお使い頂けるモデルとなります。1年頑張ったご自分へのご褒美や、ご家族へのプレゼントなどにいかがでしょうか。
※ケース裏側はシースルーとなっていますので、機械好きな方にはお勧めです。また、ブレスレットの留め具を閉めて頂きますと、繋ぎ目が目立たないデザインとなっており非常にスマートです。普段は目に付かない部分にまで気を配っていますね。
シークレットサイン
「ロンド マスト ドゥ カルティエ 」は、文字盤7時のインデックスのローマ数字の中に、小さく『CARTIER』の文字が見えます。
こちらは、シークレットサインと呼ばれているもので、全てのモデルに対応しているわけではございませんが、70年代~80年代にかけてコピー品が混ざり始めた為、その対策として始めたようですね。
文字盤上にあるのに違和感はなく、むしろワンポイントのアクセントとなっています。
カルティエの大人気ロングセラーである「タンクフランセーズ」には、10時のインデックスにシークレットサインが入っています。
カルティエのモデルでは珍しい、横に長い「タンクディヴァン」です。こちらも、10時のインデックスにシークレットサインが入っています。
まとめ
いかがでしょうか。シンプルなモデルをスタイリッシュに仕上げるところは、流石のカルティエですね。一度 お手に取ってご覧頂ければと思います。
※こちらのモデルは現在(2023年12月12日)、メーカーサイトのカタログページには掲載されておりませんので、モデルチェンジか生産終了になることが予想されます。