エバンス ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
師匠も走る師走の12月（毎年言ってます（笑）！）、いかがお過ごしでしょうか。
急に寒くなりましたね。鞄に入れておいたハンディ扇風機もついに電気カイロに…。今年は東京でも11月に夏日があるほどの暖かい秋でしたから、急にやってきた冬の到来にカラダがついていけません（泣）。
12月の忙しい時期です、お体ご自愛下さいませ。
さて、今年も勝手に年末の恒例とさせて頂いている「アレ」ならぬ「アノ」企画の時期がやってまいりました！エバンスの全社員にアンケート、今年入荷した商品の中でビックリした！感動した！泣いた！？…そんな記憶に残る衝撃のモデルを聞き取り、集計。エバンス社員がホンキで選んだ、「今年入荷の衝撃時計」を発表いたします。
今年で36周年を迎えた時計店エバンス。並行輸入店として長年培ってきた豊かなネットワーク、信頼と実績で今年度エバンスの年間入荷本数、約2000本余となりました。お客様へお渡しする大切なお時計は、私たち社員によって何度も検査検品を繰り返し、晴れて店頭に並びます。業務ではありながらも腕時計に対するアツイ思いはどの部署も同じ。キラキラの目で商品の検品にあたります。
キャリアも豊富な目利きのスタッフ達が確かな目で選んだ厳選の腕時計。
トップ３はコチラ！！
TOP,1 オメガ スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド
最上級のスピードマスター。初代スピマスＣＫ2915-1の誕生65年を記念した新作。一見、普通のスピードマスターであるものの、オメガでは珍しい「オニキス文字盤」、「オール18Ｋホワイトゴールドケース」といった贅沢な素材を採用。まるで「高級車」のような収納ボックス、裏蓋から覗く精緻な作り込みの復刻ムーブメント…贅を尽くしたあまりにも特別な仕様で多くの社員の心を鷲掴み。
「とにかく、このオニキス文字盤の美しさといったら惚れ惚れします」「上質なゴールドの重厚感がたまりません」「見た目、普通なところが逆にコア度が過ぎて…」他、多数
TOP,2 アーミン シュトローム グラヴィティ・イークォル・フォース
独自ムーブメントを両面から。独立系「アーミン シュトローム」の個性的な1本がランクイン。話題のマイクロブランド、独創的な機構と仕上げの美しさは腕時計の新時代到来を予感させると、特に女性スタッフウケが良かった印象。“GRAVITYグラヴィティ(重力)”、”EQUALイークォル（同等）”、”FORCEフォース（力）”という、まるで映画のタイトル？のようなカッコイイモデル名も話題に。
「すごい機構で一千万円以上してもおかしくないのに、まさかの200万円代というお値段も衝撃的な１本です」「手にした時にビビビっと衝撃を受けた１本」他、多数
TOP,3 ブランパン×スウォッチ バイオセラミック スキューバ フィフティ ファゾムスINDIAN OCEAN
この夏、新聞広告や銀座の街をざわつかせた、あの「オメガ×スウォッチ」（ムーンスウォッチ）に次ぐ、新作コラボが堂々のランクイン。ブランパンの主力モデル「フィフティファゾムス」という人気モデルでのコラボとあって注目度も多。5つの海をテーマにした5色展開も話題となりました。エバンスには、インド洋をイメージした発色鮮やかなグリーンが入荷。スウォッチならではのポップなイメージで瞬く間に時の人、ならぬ時の時計に。もちろん即売れとなりました。
「かなりのプレミア価格にもかかわらず、入荷5日で売れしていました！」「発表後すぐの入荷であっただけにインパクトも強かった」「色も特徴的だった」等々。
ＭＶＰ受賞モデル
わずかに票が届かなかったけれど…、全社員からのアツイエールと審査員特別賞を！ということで、最優秀選手ならぬ、最優秀モデルもご紹介。
◆大変珍しいで賞
パテック フィリップ ノーチラス
約3年だけの稀少。小ぶり、裏スケ、2ピースケース。魅力満載の逸品！
◆思わずアレを買ってしまうで賞
セイコー プロスペックス 1978 クォーツダイバーズ 復刻デザイン
“ツナ缶”現代的に。セラミック＆ゴールドという異素材を組み合わせたダイバーズ、厚み、リュウズのデカさ、そしてそして！“ツナ缶詰”のようなフォルム…いちいち可愛い、とやや女子ウケも。
◆長年稀少でございます
デイデイト
「デイデイト18KYG×青ダイアル」この組み合わせが、とにかく珍しい。バーク仕上げという独創的なデザインがロレックスの最上級シリーズのみに採用されているという特別感。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今年は彩り鮮やかな派手ライン、取り扱いも難しい超絶機構のような、ド級!!クラスの入荷が少なく、1年間を思い出すのには少々時間のかかったスタッフも。（皆さん！協力ありがとうございました！！！！）
と言うのも、エバンスの仕入れラインナップの一部は、お客様のご希望に寄り添ったもの（お客様からのリクエストもお受け付けしております！）。今年エバンスをご愛顧いただいたお客様のご志向が今の日本の状況を映しだすような、全体的に落ち着いたものへの傾向であったのではないかとも検証されました。
同時に、美しい仕上げやボディの小型化など、近年、高次元で繰り広げられる腕時計の旬を実証するものでもあったようです。
昨年の発表を振り返ったり、早くも来年を予想してみたり。スタッフも皆、忙しい中ではありましたが楽しい時間となったようです。
今年で3回目となる衝撃時計の発表。社員の中にはアンケート用紙に「毎年楽しみにしています…」なんて！書いてくれるスタッフもおり、そんな嬉しい言葉を励み（泣）に毎年頑張っております！！
毎年恒例のこの企画、高齢でギブアップするまで、もうちょっと頑張りますので！！来年もまた、この時期をご期待ください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。