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リーズナブルなのにリッチな気分♡ロレックス レディスアンティークウォッチのススメ

2022-05-23 10:30

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。夏のはじめを感じさせる季節となってまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

気候の良い季節ですね、気温が上昇してもカラっとしているから、どこへ行くにも気持ちイイ~~。蒸し暑くなる梅雨入りを前に今の季節、存分に堪能しましょう!!

さて、今回は!ロレックス レディス 手巻き式アンティーク時計をピックアップ。味わい深さ引き立つクラシカルなデザイン、年代を感じさせない上品な佇まいでリッチな気分♡リーズナブルにはじめられるステキなステキなレディス アンティークウォッチのご紹介です。

アンティーク時計

アンティーク時計と聞くと…、取り扱いもデリケート?そしてお高いんでしょう? 敷居が高いような気も…。大丈夫です、ピンキリです!(笑)

懐中時計から始まった腕時計の歴史。手巻き式時計~自動巻き式時計~そしてクォーツ式時計へ。 腕時計が一般化したのが1900年頃となりますので、クォーツ式時計が始まる前まで ( クォーツ・ウォッチの販売が1969年12月、翌1970年がクォーツショック元年、つまり1970年以前)に製作されていた、『1900年代~1960年代』がアンティーク(ヴィンテージ)と言われます。

先人たちが最先端の技術で1本1本丁寧に作り上げたタイムピースは、時を超え、今でも多くの時計ファンを魅了します。

ユニークなダイアルから現行モデルのオイスターシリーズに近い顔立ちへと移行

特にアンティークロレックスの代名詞であるバブルバックは泡のように膨らんだケースバック、ユニークなダイアルが特徴で、当時の高精度自動巻きムーブメントを搭載した高級機としてコレクターが多く存在する、屈指のプレミアムモデル。その人気さ故、市場に出回る本数も非常に少なく希少価値が跳ね上がり、値段も高騰。皆さまのイメージされる、年代もので人気、高価な高価なTHE アンティーク時計!と紐づきます。

今回ご紹介する、手巻き式時計はそれよりちょっとだけ前のもの。1930年代と大変古く、同じように市場での本数も少ないですが、極端な稀少性はありませんので、アンティークウォッチとしてイイ感じの雰囲気が比較的リーズナブルに味わえます。

ロレックス レディス 手巻き(アンティーク)

古き良き時代に

型番が分かるといつ頃の年代のものなのか等々、もう少し詳細にご紹介できるのですが…。本品、型番すら不明なミステリアスウォッチ。(そこへ!エバンス屈指のアンティーク通が、このミステリアスな謎解きに挑戦してくれました!コナン君か!?

辛うじて残っていた刻印、シリアルナンバー、キャリバーナンバー(Cal.500)から、1930年代に製造されたものと推測されます。Cal.500は主に1935年に多く出回っていたとされる女性用ウォッチの手巻き式ムーブメント。6時位置にスモールセコンドを配した多くのレディスに採用されていたとされる、当時のベーシックムーブメントだそう。メンズサイズよりはるかに小さなケースにそれと同様の緻密な機械を組み込むわけですから。流石、ロレックスです。

1930年代後半、当時のロレックス広告資料にも同じような時計が多く掲載されていました。

OROLOGI DA POLSO ROLEX より

特徴的なラグデザイン、ボディラインやアラビアインデックス…。あ!雰囲気似すぎ!!!絶対同じ時代!!恐らく、当時の人気デザインだったのでしょう、今品に激似のラインナップが満載です。

バブルバックと比較すると、奇抜とまではいきませんが、比較的デザイン性が高く、なんとも個性的でオシャレ♡今でもタイムレス。
先人達の残したウォッチイズムが現代にも息づきます。

このデザイン、流行ってたんだろな~。(コナンさん)

ダイアル

アンティークウォッチはその製造年数からすると、どうしてもダイアル全体に劣化跡が出てくる個体が多い中、今品ダイアルもリダン(再仕上げ)されているので文字盤コンディションは至って良好。とっても雰囲気のあるエイジングが現れています。

クリームベージュ色のダイアルには、ふっくらと丸みのある書体のゴールドアラビアインデックス。控えめな金色なのでギラギラして見えません。また、ブルースチールのアルファ針、若しくはソード針(針の先端にかけて太く~シュっと細く。繊細なラインがステキ☆)が相まってヴィンテージらしさが一層プラス。

オリジナリティを大切にリダンしているので、味わい深さもひとしお。雰囲気だけでなく、ヴィンテージ感が際立つ顔立ちにも注目です。 あえて年代ものの時計を取り入れて、人とかぶらないウォッチライフを愉しむ♡なんて新鮮!

ディテール

径24mmという、大きすぎず小さすぎないオシャレなサイズ感も魅力的。現行品にはない丸みを帯びた風防やケース。コロンとしたディテールがステキ。ケースサイズに対して、大きめに作られたリュウズもアクセント。

頻繁に使う手巻き式のリュウズですから、実用性を重視しているのでしょう、ネイルをしている現代女性の指先でもストレスなく動かせます。

本品、ベースはステンレス素材ですが、長い脚のようにデザインされたフラッシュフィットは金素材。(おそらく14K?!)大変珍しいカタチです。この空洞あるデザインも現行にはない、クラシックな雰囲気。

細くて華奢なストラップは女性の手元をより優し気に、上品に映し出してくれることでしょう。新品(社外品)上質のブラウンストラップにお取替えしていますので、新たな気分でスタートできますよ。

ロレックス レディス 手巻き(アンティーク) 

おわりに

私たちの生活に寄り添う、とても身近な小物である腕時計。仕立ての良さや上質さ、美しいシルエット。年代を感じさせない、手巻き式時計ならではの力強い鼓動は、身に着ける度に豊かなパーソナリティを差し込みます。

アンティーク手巻きウォッチなのでゼンマイをフル巻きして持続可能が約40時間。ご使用前には必ずゼンマイを巻き上げてからお出掛けくださいね。アンティークならではの、このちょぴりひと手間が心地イイ。

シンプルなコーデにさらりと着けるだけ、際立つ個性。決して飽きの来ない絶対的な自信は奥底にある、由緒正しいロレックスならではの普遍的な価値と信頼性が共存しているから。

是非、貴女の腕元で味わい深いクラシックウォッチをお愉しみください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロレックス レディス 手巻き

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