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夏、腕元に映える おすすめダイバーズウォッチ 5選

2019-06-10 11:00

ブログをご覧の皆様こんにちは、エバンスの大貫です。

5月も終わり、日ごとに暑さが増していく季節となりました。
服装も半袖などが中心になってくると、腕元の時計の存在感が際立ってきますね。

腕時計は、時間を見る以上に“ファッションの一部”としても大事な要素を持っていますので、特にシンプルな装いになる夏では、より個性を表現するアイテムとなるでしょう。

弊社でもこの季節は、存在感のあるダイバーズウォッチが人気です。昨今のダイバーズウォッチは種類が豊富で、オーソドックスなものから、クラシカルな復刻モデル、メカニカルな最新モデルまで、購入する際は非常に悩むところです。

今回は、個人的な見解を元に、「今夏におすすめするダイバーウォッチ」5本をご案内したいと思います。 お気に入りの1本を選ぶ参考にしていただければ幸いです。


ダイバーズウォッチの定義

そもそも、“ダイバーウォッチ”とは、どういう時計のことかご存知でしょうか。

ダイバーズウォッチ(潜水時計)とは、少なくとも水深100mの潜水に耐え、その1.25倍の水圧に耐える耐圧性があり、潜水時間を管理するシステム(逆回転防止ベゼルなど)を有する時計と定義されています。また、水中で正しく機能し、かつ安全に使用できることが前提であるため、JIS(日本工業規格)や国際的なISO(国際標準化機構)によって定められた基準を満たし、厳しい試験をクリアした時計が、“ダイバーズウォッチ”とみなされます。

上記を踏まえ、5つの時計をご紹介してまいります。


おすすめダイバーズウォッチ

シャネル/J12 クロノグラフ(Ref.H0940)

シャネル初の男性用腕時計として2000年に発表した「J12」。
「シャネル」ということで、ファッショナブルな印象の時計と思われますが、200m防水、逆回転防止ベゼルを備えたダイバーズウォッチとなります。

全身を覆う、艶やかなブラック・セラミックが特徴的で、 モデル名の「J12」はヨットレース「アメリカズカップ」用に製造されたヨットの名前に由来しているので、正確には「セーリング・ウォッチ」と言えますが・・・・

シャネルの使用するセラミックは、サファイアクリスタルと同様の硬度をほこるハイテク・セラミック。自社内で製造されており、非常に硬く、耐久性に優れていることはもちろん、ジュエリーに値する美しさ、質感を備えています。長く使用しても、その美しさが失われることがありません。

1993年から開発がスタートし、7年の歳月をかけて完成したJ12は、細かなマイナーチェンジを繰り返しながら、現在まで続くシャネルのアイコン的存在となっています。紹介するクロノグラフモデルは、ケース径41mmと、程よい大きさで人気です。

シャネル J12 クロノグラフ H0940
https://evance.co.jp/products/detail/896

パネライ/ルミノールマリーナ(Ref.PAM01104)

アイコニックのリューズガードで、一目でパネライとわかる無骨なスタイルのパネライ・ルミノールコレクション。

もともと軍用(イタリア海軍)仕様の時計のため、一般的なダイバーズウォッチらしいスタイルでは無いものの、 高い防水性と堅牢性、マッシヴでボリュームのあるケースは、夏の軽装にマッチします。

PAM01104は、自動巻きムーブメントのスタンダードなモデルで、飾り気の無いデザインが、よりパネライらしさを際立たせます。 交換用のラバーベルトが付属していますので、気分によってベルトが気軽に変えられる点もポイントが高いです。

ラバーベルトがオプションで付きますが、パネライでは一般的にダイバーズウォッチに適さないレザーストラップが標準装備となっています。パネライのレザーストラップは独自の検査基準(摩擦、発汗、湿度、紫外線、耐水性、海水、耐摩耗性など)があり、耐水性に優れた仕様で、レザー素材でありながら、水に強く、海水においても問題なく使用できます。( 変色や変形は出てくると思いますので、ご注意ください。)

革ベルトでも汗を気にせず使えますし、パネライなら丸ごと水洗い、ということも可能です。

また、近年のパネライはムーブメントの自社生産化にともない、ケースの製造技術も向上しています。目立たない部分ではありますが、エッジのたった外装には高い技術力を感じることができます。

クラシカルでありながら、非常に個性的なパネライは、唯一無二の存在感があります。

パネライ ルミノールマリーナ Ref.PAM01104
https://evance.co.jp/products/detail/334

IWC/アクアタイマー(Ref.IW329002)

こちらは質実剛健といえる工業的なデザインで人気のIWC「アクアタイマー」。
機能的でありながら、無駄な装飾は少なく、シンプルな外観ながらも本格的なダイバーズウォッチとなっています。

文字盤にはダイビング中の視認性を考慮し、グリーンとブルーの夜光塗料を使用し深海でも容易に読み取れ、ダイバーに優しい仕様です。

両方向に回るアウターベゼルと、反時計回りにしか回らないインナーベゼルを組み合わせた機能的なベゼルや、簡単にベルト交換が可能な独自のシステムを備えています。 また、ケース左側面にある穴の開いたキャップは、インナーベゼルを操作するスライディング・クラッチ・システムから水が抜けるような役割があり、機能美を追求したモデルと思います。

以前のアクアタイマーは、1000m防水や2000m防水などオーバースペックともいえる性能でしたが、現行のモデルでは300m防水に抑え、使い勝手が良く、操作性や実用性に優れたダイバーズウォッチとなっています。

IWC アクアタイマー Ref.IW329002
https://evance.co.jp/products/detail/4270

オメガ/シーマスター ダイバー300M (Ref.210.30.42.20.01.001)

オメガの最新技術によって、2018年にリニューアルした、シーマスター・プロフェッショナル。 映画007では歴代ジェームス・ボンドの必須アイテムとして有名ですね。

見るからにダイバーズウォッチの感じがありますが、ケースの作りこみや性能・機能面を考えますと、コストパフォーマンスにおいて最強と言えるでしょう。

こちらは、飽和潜水対応のヘリウムエスケープバルブを備えたプロフェッショナル仕様。耐久性の高いセラミックセ製ベゼルを採用していますが、ベゼルだけでなく、文字盤にもセラミックを使用し、紫外線や湿気などによる変色、劣化への対応がなされています。

ベゼルのセラミック化は普及し、多くのメーカーにて採用されていますが、セラミック製の文字盤に関しては、製造するメーカーの数少なく、現状ではまだまだ技術力の高いブランドの一部で使用されるに留まります。近年は、様々なカラーのセラミックパーツが作られてきていますので、個人的に“セラミックダイアル”は、今後のトレンドになってくるのではないか、と思っています。

そして特筆すべきは、オメガが誇るオリジナル・ムーブメント「コーアクシャル・マスタークロノメーター」。パーツの磨耗を抑え、メンテナンスサイクルを大幅に伸ばすコーアクシャル・ムーブメントをベースに、より高精度を追求した機械となっており、特に磁気を帯びないパーツを使用することで、耐磁時計として有名な、ロレックス「ミルガウス」の15倍もの耐磁性を実現しています。

また、ムーブメント自体を非磁気化することで、日付表示やシースルーバックも可能になっていることは、目立たないながらも非常に革新的なことです。

オメガ シーマスター ダイバー300M  Ref.210.30.42.20.01.001
https://evance.co.jp/products/detail/168

ロレックス/サブマリーナ・デイト(Ref.116610LN)

ダイバーズウォッチとしての性能もさることながら、人気、ステータス性、また資産価値としても圧倒的な支持を誇るロレックス・サブマリーナ。

サブマリーナには数タイプ仕様があり、特にデイト(日付)付きのブラックベゼル “116610LN” は、機能的にもデザイン的にも使い勝手がよく、愛用者が多いモデルです。

現在のモデルは2010年にモデルチェンジで発表され、今年で10年目となります。他ブランドでは時代に合わせて大型化やデザイン変更をしてきていますが、ロレックスの場合は、初期のモデルからほとんど変わらない雰囲気、サイズ感も人気の一つと言えます。

デザイン自体はオーソドックス。ロレックスのサブマリーナがダイバーズウォッチの完成形と言われています。 サブマリーナと同じようなダイバーズモデルが多数存在していますが、どれもサブマリーナを原型にしていると言っても、過言ではありません。

素材は“ステンレス”ですが、さすがはロレックス。一般的な素材ではなく、腕時計にはほとんど使用されない高級スチール鋼「904Lスチール」を採用。ロレックスでは「オイスタースチール」と呼ばれています。このオイスタースチールは、高い耐蝕性と美しい光沢感を備えていますので、手にしたときの重厚感、高級感は他のブランドには無い雰囲気を感じます。

現在は非常に入手困難となっており、価格が高騰しているモデルですが、世界的人気の高さを考えると納得です。

ロレックス サブマリーナ・デイト Ref.116610LN
https://evance.co.jp/products/detail/17

まとめ

ダイバーズウォッチは、その性能からケースが大きく、厚みのある時計になりがちです。腕に着けた際のサイズ感も選ぶポイントになりますので、実際にお手にとって、ご確認いただければと存じます。

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