まだ間に合う!? 秋冬の装いにお勧めのローズゴールドウォッチ
2021-10-12 11:30
ブログをご覧の皆様こんにちは。10月も中頃だというのに、銀座エリアは暑い日が続いています。衣替えなどを含めて寒さの準備を始めていましたが、そこまで焦る必要はありませんでした。
さて、本日はこれからの季節の装いに合わせやすいローズゴールド製腕時計をご案内致します。人気ブランド、オーデマピゲ社の『ロイヤルオーク デュアルタイム』ですね。上品な革ベルトタイプですので、秋冬用のシックなお洋服との相性は良さそうです。
オーデマ・ピゲ
「オーデマ・ピゲ」とは、1875年に「ジュール=ルイ・ オーデマ」と「エドワール=オーギュスト・ピゲ」によって、スイスのジュウ渓谷に設立された老舗高級時計メーカーです。自社一貫生産を続けるマニュファクチュールとして有名ですね。現在では、「パテック・フィリップ」や「ヴァシュロン・コンスタンタン」と共に世界3大時計の一角を担う王道ブランドとなっています。
ロイヤルオーク デュアルタイム
本日ご案内する「ロイヤルオーク デュアルタイム」とは、1972年に発表された代表作「ロイヤルオーク」から派生したシリーズです。「ロイヤルオーク」とは、1970年にジェラルドジェンダ氏によってデザインされた『高級スポーツモデル』で、イギリスの軍艦「ロイヤルオーク号」が由来となっています。
ロイヤルオークの特徴① ベゼル
ロイヤルオークの1つ目の特徴は、八角形のベゼルとそれを留める六角形のビスですね。ビスの素材は18金を使用し、更にはそのビスのマイナス部分の向きが整えられていることが秀逸ですね。舷窓や潜水士のヘルメットからインスパイアされたといわれています。
ロイヤルオークの特徴② 文字盤
2つ目の特徴は、最早ロイヤルオークのアイコンとなっているタペストリー文字盤ですね。ギョシェが施された格子柄の文字盤で高級感溢れる仕様となっていますが、針やインデックスには夜光塗料が使用されており、スポーツウォッチとしての側面もしっかり伺えます。
デュアルタイムとは
「デュアルタイム」とは、時差のある2つのエリアの時間を表示する機能のことですね。
一般的に生活拠点となるエリアを『ホームタイム』と呼び、文字盤中央の針で1つ目のエリアの時間を表します。日付や曜日などのカレンダー付きであれば、それらもホームタイムを表しますね。
もう1つのエリアを『ローカルタイム(現地時間)』と呼び、文字盤6時側に配されている短めの針でその時間を表します。
ちなみに、こちらのモデルは現地時間が午前か午後か瞬時に判断出来ない時に混乱しない為、7時~8時位置にある白黒板の針の位置でローカルタイムの昼夜が確認出来るという親切な設計となっています。
その他の機能
また、こちらのモデルはデュアルタイム以外にも「パワーリザーブインジケーター」も備えています。以前も若干ブログで触れさせて頂きましたが、ゼンマイを巻き上げて蓄えられた分の残量を目に見える形で表示するものですね。
シンプルなメーターと受け取られがちですが、ゼンマイを巻き上げれば目盛りは増加しますが、蓄えられたゼンマイが消費されれば目盛りは逆方向へ減少するというこの構造は、実は機械式腕時計の複雑機構の1つに含まれています。
その他のロイヤルオークシリーズ
現行モデルの中には、デュアルタイム以外にもシンプルな3針モデルやクロノグラフ機能付きだけではなく、永久カレンダーやリピーター、トゥールビヨン等の複雑機能を搭載したモデルも存在し、世界中で幅広い層の方々に人気となっています。
※2021年10月現在男性用のスポーツシリーズは人気が集中している為、メーカー直営店や代理店では品切れが続いています。当店のような並行輸入店では入荷が可能な場合もありますが、仕入れ値が高騰している関係で、特にロイヤルオークの3針やクロノグラフはとても定価では販売出来ないプレミア価格となっています。
まとめ
ご案内の通り、高級スポーツモデルに相応しい高機能となっていますが、完成されたモデルのデザインはとても上品な仕上がりです。ラグジュアリーとカジュアルが互いに主張しないところはさすがの技術力ということでしょうか。
ローズゴールドの色味は人肌に近く、一般的に暖かみのある印象を持つ方が多いので、これからの季節にはピッタリだと思います。秋冬用の高級腕時計をご検討中の方に大変お勧めです。
このような時期ですので店舗に足を運びにくいかと思いますが、決して安いお買い物ではございませんので、機会がございましたら是非一度お手に取ってご覧頂きたいモデルです。