「常識を覆した名品:トノー」2012年8月28日
2012-08-28 14:14
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こんにちは、福永です。
本日はカルティエのトノーをご紹介いたします。
オリジナルのトノーが発表された1906年当時、時計といえば丸型が主流であり、伸長されたフォルムのトノーは異端とも言える存在でした。
しかしながら「樽」をモチーフに生み出されたトノーは、斬新な発想そして優美なフォルムが相まって、後世に語り継がれる名品となりました。
Ref.WE400451
ケースの輪郭を第一に考える設計に基づき、ラグ以外の要素を極限まで排した実に簡潔なデザイン、そこからはカルティエの自信の表れと、そして時計に求められる美しさの原点を感じ取っていただくことが出来ます。
優美な曲面は凛としたラインで縁取られ、その見事なコントラストがトノーならではの美しさを生み出しています。
寸分の狂い無くセッティングされたダイヤモンドは、ジュエリーウォッチでありながらも精緻な印象を与え、華やかさより上品な雰囲気を漂わせています。
一世紀もの時を経ても色褪せぬ魅力、歴史に刻まれた名品をぜひお楽しみください。