「モナコ再考:アンティーク タグホイヤー」2011年1月26日
2011-01-26 12:27
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こんにちは、福永です。
本日は、ホイヤーの傑作モデルであるモナコをご紹介いたします。
アンティーク モナコ
モナコは現行商品でも数多くラインナップされる人気モデルですが、折角ならばオリジナルモデルに拘ってみてはいかがでしょうか?
独自の角型フェイスと、世界初の自動巻きクロノグラフであるクロノマチックを搭載したことで知られるエポックメイキングな存在のモナコですが、こちらは1970年代前半製造されたセカンドモデルでございます。
デザインの特徴の一つである左リューズの利由としては「自動巻きクロノグラフのためリューズを巻く必要が無い」「手首へのリューズが当たるのを防ぐため」など諸説あります。
また初代クロノマチックに改良を加えた10時位置の秒針が特徴のCal.15が搭載されているため、ファーストモデルとは文字盤のデザイン、クロノ針の配置が若干異なります。
モナコには製品としての魅力の他にも、スティーブンマックイーンが映画「栄光のル・マン」で着用していたことでも広く知られています。
昨今の時計業界においてはタグホイヤーに限らず、過去の名作モデルの復刻が一つのトレンドとなっていますが、やはりオリジナルの持つ魅力には及ばないのが現状です。
長年の時を経たアンティークならではの味わい、そして全てに意味のある意匠から生み出された唯一無二のフォルム、ぜひお手にとってその魅力に引き込まれてみて下さい。
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