個性的で完成されたフォルムが美しい、ゴールデン・エリプス/パテック・フィリップ
2023-11-06 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、パテック・フィリップで長年親しまれているコレクションのひとつ、ゴールデン・エリプスから “ ゴールデン・エリプス Ref.3989G ” の中古品をご紹介させていただきます。
ゴールデン・エリプスとは
1968年に発表された “ ゴールデン・エリプス ” 。1932年発表のパテック・フィリップを代表するコレクション “ カラトラバ ” に次いで長い歴史を持つコレクションです。
「エリプス=楕円」を意味しており、ゴールデン・エリプスはラウンドとレクタンギュラーを融合させた、その名の通りオーバル型(楕円形)のケースとなります。そしてこのケースデザインは、最も美しい比率とされる <1:1.618>の黄金分割を用いられており、個性的でありながら完成された美しいシェイプを愉しむことの出来るモデルのひとつです。
ゴールデン・エリプスの特徴
ゴールデン・エリプスのデザインとしては、オーバル型のケースとラグを持たないすっきりとしたフォルムが特徴的。また、ダイアルも長針と短針のみのタイプやスモールセコンドのモデルがほとんどで、モデルによっては日付表示を持つものもありますが、基本的にシンプルな仕様となっています。
また、カラトラバと同様に薄型のケースが採用されており、ケースフォルムも相まってフォーマルにもカジュアルにも合わせやすい唯一無二の存在感が魅力的です。
そして、オーバル型はケースだけではなく尾錠にも用いられているところもポイントです。ゴールデン・エリプスのためのデザインは細部にまでこだわりが感じられます。
ゴールデン・エリプス Ref. 3989G のおすすめポイント
続きまして、 “ ゴールデン・エリプス Ref. 3989G ” の特徴とおすすめポイントをご紹介させていただきます。
こちらのモデルのオススメポイントといたしまして、「クルー・ド・パリ( ホブネイル・パターン )」が施されたベゼル仕様です。カラトラバではよく見られる装飾ですが、ゴールデン・エリプスではそれほど多くは流通していない仕様となっております。
また、文字盤もローマインデックスとスモールセコンドにリーフ針が採用されていて、個性的なオーバル型のケースフォルムとクラシックでパテック・フィリップらしさを感じられる組み合わせが非常に魅力的なモデルです。
そして、手巻きムーブメントが搭載されたケースの厚さは約6.7mmと薄型。ケースサイズも < 縦33.5mm×横28.5mm > と大きすぎないので、男性だけではなく女性にもご使用いただきやすいサイズ感です。
18Kホワイトゴールド製ですがストラップ仕様ですので軽くてサイズ調整も必要ありませんので、ご家族やパートナーの方とご一緒にお使いいただけるのもオススメポイントです。
< パテック・フィリップ ゴールデン・エリプス Ref. 3989G (中古)の商品詳細はこちらから → https://evance.co.jp/products/detail/19189 >
最後に
パテック・フィリップにおいて歴史の長いコレクションであるカラトラバとゴールデン・エリプス。同じドレスウォッチではあり、デザインに通じるポイントが多くありますが、それぞれに特徴や個性が異なりお好みが分かれるのではないでしょうか。
近頃では、アンティークやレトロな雰囲気の時計をお探しの若いお客様も増えている印象がございます。今ですと、今回ご紹介した「ゴールデン・エリプス Ref. 3989G」とデザインやサイズ感が近い「カラトラバ Ref. 3919G-001」の中古品のご用意もございますので、ラウンド型とオーバル型でどちらがお好みかや、2モデルの異なる点など見比べていただくのもオススメです。