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本日は、「ランゲ＆ゾーネ」の「サクソニア アウトサイズデイト」のご案内です。
A.ランゲ＆ゾーネ
「A.ランゲ＆ゾーネ(A.Lange & Söhne)」は、創業者「フェルディナント・アドルフ・ランゲ」によって、1845年にドイツ東部ザクセン州のグラスヒュッテに設立された老舗時計メーカーです。
数々の成功を収めながらもその道のりは平坦ではなく、特に大戦中には爆撃された工房の再建が叶わず、一時国有化されてしまうという苦難もありましたが、1990年には念願の復興を果たし、現在では世界5大時計メーカーの中にその名を連ねています。
※世界5大時計メーカーの中では、唯一のドイツ製(他は全てスイス製)メーカーです。A.ランゲ＆ゾーネは、製造が困難である超精密部品の「ヒゲゼンマイ」を自社で製造できるという高い技術力が大きな武器となっています。
サクソニア アウトサイズデイト
「サクソニア」は、1994年に発表されて話題となった復興モデルの1つです。その名前は創業地ザクテン州のラテン語名に由来しますね。現在では、シンプルなノンデイトから超複雑機能トゥールビヨンまで揃う、A.ランゲ＆ゾーネの主力シリーズの１つとなっています。
※復興モデルとは、 1994年にザクセン州の州都ドレスデンの王宮で発表された「ランゲ1」、「サクソニア」、「トゥールビヨン“プール・ル・メリット”」、レディスの「アーケード」の4つを指します。
「アウトサイズデイト」とはその名の通り、特大サイズの日付表示を備えたモデルのことですね。1～31までの一般的なカレンダー板ではなく、10の位と1の位が別々に動くダブルディスク構造となっている為、このサイズが可能となります。
※10の位のディスクは1～3の数字が、1の位のディスクには0～9の数字が表示されます。
一般的な同サイズの腕時計と比較して、約３倍ほど大きいのでかなり見易い上に、ケースサイド10時側のプッシュボタンを押すことで日付の早送りが容易となっています。
また、視認性や操作性に優れているだけではなく、ケースサイズ38.5ｍｍというバランスの良さも見事ですね。ラージデイトを備えた、上品なドレスウォッチをお探しの方には大変お勧めです。
シースルーバックからは、A.ランゲ＆ゾーネ らしい美しい仕上げとなっている自動巻きムーブメント「キャリバーL086.8」を眺めることが出来ます。普段見えない部分ですがこだわりを感じます。
ケース裏側外周には『GLASHUTTE I/SA』 の文字が刻印されています。「GLASHUTTE」は、ドイツ製時計発祥の地であるグラスヒュッテの町を表し、「I/SA」はin Sachseという意味で、ザクセン州の製品であること表していますね。
その他のお勧めモデル
型番：W31058M7 (生産終了)
USED販売価格：￥288,000（税込）
こちらは、フランスの名門ジュエラー「カルティエ」の「パシャC」です。
1995年頃～2016年頃まで製造されていた人気シリーズで、こちらのビッグデイトは2000年頃～2004年頃まで生産されていました。
防水時計開発時の名残で備わっている、リューズプロテクターが特徴的です。
35ｍｍというワンサイズですが、男性にも女性にも使いやすく、生産終了後もお探し方は多いですね。
高級腕時計でも気取らずに、普段使いしたい方にお勧めです。
型番：5817ST/12/5V8
USED販売価格：￥1,488,000（税込）
こちらは、スイスの老舗時計メーカー「ブレゲ」の「マリーンⅡラージデイト」です。
フランス海軍のマリーンクロノメーター（航海用精密時計）からインスパイアされて、1990年より始まったスポーツシリーズの第2世代（2004年～2018年）になります。
防水性を高めケースを大型化することで、クラシックな趣が残る第一世代より、スポーティな雰囲気が強くなりました。
ただし、ギョシェ文字盤やコインエッジなどの高級感溢れるブレゲらしさは損なわれていませんので、ラグジュアリースポーツを検討したい方にお勧めです。
まとめ
日付を大きく表示出来る機能は、ここ数年で開発されたものではありませんので、これまでに幾つかの時計メーカーで様々なモデルが製造されています。今回は全体のごく一部ですので、機会がございましたら別のモデルもご案内させて頂きたいと思います。