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一つの時計と向き合ってみる【ビッグバンウニコ インテグレーテッド】

2023-10-31 11:25

ブログをご覧の皆様こんにちは、銀座エバンスの福永です。

今回は高級時計市場で確固たる地位を築いたウブロのビッグバン、その中でもブレスレット専用設計としたビッグバン ウニコ インテグレーテッドをご紹介いたします。

ビッグバンとは

話題の中心とするビッグバン ウニコ インテグレーテッド、その原点となったモデルが2005年に誕生したビッグバンです。

2000年代のウブロ躍進のきっかけとして知られるビッグバンは、ジャンクロードビバー氏にの手腕により生み出された傑作と言えます。

フュージョン(融合)をテーマに掲げたビッグバンは、同社の得意としてきたゴールドとラバーといった異素材の組み合わせを現代的に解釈し、カーボンやグラスファイバー、チタン、ラバーなど先進素材の採用、更にはケース構造を細分化とする事で、部位ごとに異なる素材を選定が可能となり多彩な表情を与えることに成功し、新たな高級時計像を作り上げました。

ビッグバン ウニコ誕生

時は流れ2010年、ウブロは自社設計のムーブメントを搭載した次世代のビッグバンとも言うべき、ビッグバンウニコを生みだしました。

ビッグバン ウニコのハイライトは自社製ムーブメントの採用とも言われていますが、外装面における大きな進化も見逃せません。

現在の高級時計市場で定番となりつつあるユーザー自身がベルト交換を簡単に行う事が出来る、いわゆるインターチェンジャブルストラップをいち早く採用したことでも話題となりました。

ブレスレットモデルの存在意義

ビッグバンをはじめ、ウブロの多くのモデルではラバーやアリゲーターなどのベルト装着モデルが多く、それは元来ゴールドケースにラバーと言ったコンビネーションの妙を打ち出したウブロならではのものと言えます。

一方でブレスレットモデルも意欲的にラインナップされ、ケースデザイン同様に凝ったデザインを持つものが多く見られます。

しかしながら、ボリュームあるケースを支えスタイルを維持するべく設計されたブレスレットは、装着感をやや犠牲にしてしまった印象があります。

それはひとえにラバーベルトの出来が良すぎたから、とも言えますが、実際のところ大ぶりなコマや、ブレスレットにテーパーがかけられていないことが、着用時のごわつきに繋がるようです。

この点については、体格や人種、性別などによっても差が生じますが、より多くのユーザーが望む快適さを実現には至っていないのではと思わされます。

インテグレーテッド

ビッグバン誕生15周年を記念して2020年に発表されたビッグバン ウニコ インテグレーテッドはブレスレット専用設計とし、従来のブレスレットモデルとは比較にならないほどの完成度を持ち、ラバーベルトのイメージが強かったビッグバンの印象を大きく変えるインパクトあるモデルとなりました。

また、搭載されるムーブメントはウニコ2ことCal.HUB1280であり、自動巻フライバッククロノグラフを6.75mmの厚みで実現しています。

昨今、大きな盛り上がりを見せたラグジュアリースポーツ、その雰囲気を纏いウブロが作り上げたモデルがインテグレーテッドは、ケースと一体化されたブレスレットの手首に寄り添う快適さを生み出しています。

またコマの長さを短くすることで、確実にフィット感を高めた構造は、エッジの処理も含め丁寧な仕上げが伺えます。

大きく迫力あるデザインは長らく迎合されて来ましたが、今日では若干の小型化、あるいは薄型化が一つの流れとなっていますが、ビッグバン ウニコ インテグレーテッドは、まさに時代に合わせた進化を着実に遂げた、次世代のウブロウォッチと言えるのではないでしょうか。

美しい仕上げと、快適さを高い次元で実現したビッグバン ウニコ インテグレーテッドをぜひお試しください。

ビッグバン ウニコ インテグレーテッドの在庫状況はこちらからご確認下さい。

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