エバンスでの隠れた人気モデル“ ブルガリ・ブルガリ カーボン ゴールド ”
2021-03-29 10:00
皆さま、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、世界5大ジュエラー のひとつ、ブルガリのアイコンモデル「ブルガリ・ブルガリ」から “ ブルガリ・ブルガリ カーボン ゴールド ” をご紹介したいと思います。
ブルガリ時計の象徴、ブルガリ・ブルガリ
B.zero1やルチェア、ディアゴノにオクト、アショーマなどなど、生産終了となってしまったコレクションも含め、ブルガリの人気モデルは多数ありますが、「ブルガリと言えば!」となると “ ブルガリ・ブルガリ ” を思いうかべる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それほどまでに長年、ブルガリ時計を象徴するコレクションとして認知され、支持され続けているのが『ブルガリ・ブルガリ』です。
1884年にギリシャの銀細工師の一族であった ソティリオ・ブルガリがイタリアのローマに高級宝飾品ブランドとして創業した「ブルガリ」が、1977年に発表したウォッチコレクション『ブルガリ・ブルガリ』 。
ベゼルにブランドロゴをダブルで刻まれた斬新なデザインは、ブランド創設の地でもあるイタリアの古代ローマのコインから着想が得られているそうです。また、ベゼルとケースが一体化された円筒型の特徴的なケースデザインは、ローマの寺院の円柱が基となっているとのこと。
このブルガリ・ブルガリの原型となっているモデルが、1975年にローマ本店の顧客わずか100という限られた方に向けてクリスマスプレゼントとして贈られたデジタルウォッチ。この貴重な時計のベゼルには、12時側に< BVLGARI >、6時側には< ROMA >の文字が刻まれました。
その後1976年に、ベゼルの< BVLGARI ROMA >のデザインはそのままに、シンプルな2針の手巻きモデルとして「ブルガリ ローマ」が販売されました。
このブルガリ ローマを更に実用性を高め、広く展開していくことを考え改良されたブルガリ・ブルガリは、大きくデザインは変えることなく進化を続けながら、今もブルガリのアイコンモデルとして親しまれています。
創立130周年記念モデル “ ブルガリ・ブルガリ カーボン ゴールド ”
ブルガリ創立130周年を記念して、2014年に発表されたのが今回ご紹介のモデル “ ブルガリ・ブルガリ カーボン ゴールド ” です。
モデル名にも入っている通り、ケース素材にはブラックカーボンが採用されていて非常に軽量。ケース径は40mmとけして小さくはないサイズ感ですが、手に取ってみるとその軽さに驚きます。そして何より軽いけれど強度に優れているカーボンは、普段使いの時計として申し分無しです。
カーボン独特のマットな質感に、文字盤・カーフストラップもブラックでまとめられている中に、インデックス・針・リューズ・裏蓋の留めネジのピンクゴールドが映えます。さらに、9時側のケースサイドにもピンクゴールド製のプレートが貼られており、そこには < 1884 > とブルガリの創立年が刻印されています。
また、文字盤には < VIA DEI CONDOTTI 10 > とローマ本店の住所が記されていて、特別感が増します。
自動巻きムーブメントに日付表示もあり、文字盤・針には夜光も入っているので視認性も確保されていて、高い実用性もおすすめポイントです。
2016年、新たに加わった3色
2016年には < ブラック・ブラウン・ブルー > の3タイプが仲間入り。それぞれのダイアルカラーに合わせたカーフストラップがついていますが、こちらのモデルはカーフ素材で編みこんであるメッシュベルトが採用され、素材こそ違うものの、1975年時のデジタルウォッチの麻素材のメッシュベルトを彷彿とさせています。
ストラップがメッシュベルトになったことでより腕に馴染み易く、新品の状態でも着け心地良く使用することが出来ます。
素材で見る “ ブルガリ・ブルガリ ”
今回ご案内したモデルはカーボン素材のブルガリ・ブルガリでしたが、振り返るとこれまでにも様々な素材で時計を製作していることがわかります。
18Kゴールドにプラチナ、コンビタイプやステンレスを始め、近年様々なブランド見られるブロンズや、プラスチックというこれまで時計の素材としてはほとんど見ることのなかった素材も採用しています。今後もどのような素材でブルガリ時計を作り上げてくれるのか、楽しみです。
まとめ
本日ご紹介した “ ブルガリ・ブルガリカーボン ゴールド ” は、いずれも当社価格で税込30万円を切るお値段となっており、ハイジュエラーブランドの時計としてお求めやすい価格帯ということもあり、現在では隠れた人気モデルです。
残念ながら生産終了となっていますが、まだ新品でのご用意もございます。
お気に入りの時計をすでにお持ちで、ちょっと遊び心のある外しの1本を考え中の方へぜひオススメしたいモデルです。