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「IWC インヂュニア IW357002~原点回帰~」2019年3月19日

2019-03-19 18:06

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エバンスブログをご覧の皆様こんにちは。
販売部の飯田です。

三月と言えば、卒業シーズンですね。新たな旅立ちに向け、準備をされている方も多いのではないでしょうか。
新たな門出のお祝いとして時計のプレゼントはいかがでしょうか。

今回ご紹介させていただく商品は、IWCのインジュニアです。

Ref.IW357002

質実剛健なブランドのIWCから、デザインが一新された2017年発表モデルのインジュニアです。

IWCと言えば、ポルトギーゼやパイロットウォッチを思いつく方が多いことでしょう。
今回ご紹介させていただくモデルはどちらかと言うと玄人好みかと私は思います。

まずはインジュニアというモデルについてです。
同モデルはドイツ語で「エンジニア」を意味しており、耐磁性に優れた時計として開発されたモデルです。

1950年代に電子技術や機械工学が発展を遂げ、高い磁力の中仕事をする人が増えました。
そこにニーズを見出したIWCは、電磁波の影響を多く受けることであろう特殊な職業、いわゆる「エンジニア」向けに開発を始めたのです。
1955年に発表された最初期のモデルは、軟鉄製インナーケースを備えた耐磁時計でした。
とてもシンプルな作りでありながら、8万A/mの耐磁性を備えていたのです。
医師や放射線技師などに愛用されていたことからも、非常に優秀なものであったことが分かります。

最初期のモデルを経て、様々な型番を世に送り出してきたインジュニア。

前回のモデルでは、耐磁性能を備えた軟鉄製インナーケースが使われていましたが、今回は軟鉄製インナーケースは使われていません。

デザインもジェラルド・ジェンタ氏のデザインしたインジュニアの姿ではなく、初代インジュニアに近いデザインに変更されており、ドレスウォッチとしても使いやすくなりました。

インジュニアの歴史の中でも、一世代目にあたるRef.666ADをオマージュして作られていることから、IWCの並々ならぬ熱意を感じます。

小型の文字盤にポイントインデックス、ベゼルはポリッシュ仕上げと全体的に精悍な印象です。

ケースサイズも40mmと標準サイズであることから、オンオフ問わず着用しやすいモデルです。
文字盤は黒文字盤にサンレイ仕上げが施されており、光が当たるたびに放つ輝きが美しく、文字盤を何度も眺めてしまいそうになります。

ブレスタイプもさることながら、革ベルトでもお楽しみいただけるフェイスとなっていますので、付け替えてお楽しみいただいてもよろしいかと思います。

ぜひ店頭にてご覧頂たい時計です。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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