「コレクターズレアピース:POUR LE MERITE ランゲ トゥールビヨン Ref.701.001」2012年4月5日
2012-04-05 19:06
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こんにちは、エバンスです。
本日は、今となっては、完全にコレクターズレアピーズになってしまった「トゥールビヨン プールルメリット」の紹介です。
1994年~1998年の僅かな期間のみに生産され、殆ど表舞台に立つ機会もなくコレクターにいきわたってしまった幻の時計です。プラチナ50本 18K150本の限定生産商品です。
今となれば、トゥールボグラフ、リヒャルトランゲ、カバレットなどの後から生産されたトゥールビヨン搭載の時計は多く発表されていますが、何と言っても、1994年にランゲ復興の第一弾として開発、発売になった時計です。気合いの入り方が全然違います。リーマンショック前の水準ですと、平均オークション価格で2500万円位でしたので、今は大変お買い得な時期にあると思います。
ランゲ トゥールビヨン 〈プール・ル・メリット〉
Ref.701.001
アドルフ・ランゲを偲ぶ時計
ドイツ最高の有功勲章にちなんだ称号のつけられたこのモデルは、名門A.ランゲ&ゾーネの創始者アドルフ・ランゲに捧げる機械式時計の芸術品です。
メカニズムの驚異
ランゲ・トゥールビヨン “プール・ル・メリット” には、それまで腕時計に搭載されたことのなかった技術がいくつも盛り込まれています。 その中でも特に重要なのが、チェーンフュジーによる輪列への動力伝達機構です。 歩度の安定性を最適化するためのこの複雑なメカニズムが見えるように、3/4プレートには小さな窓があけられています。 工夫を凝らした設計の段階式遊星歯車機構により、ゼンマイの巻き上げ時にも時計の動作が止まることはありません。
世界初のトゥールビヨンを搭載する腕時計
トゥールビヨンの繊細なメカニズムも精度の向上に役立つもので、地球の引力が時計に与える好ましくない影響を補正する作用があります。 またキャリッジは軸の両端にホゾを使い、そのアガキを決めるのはダイヤモンド製の受け石です。 1分間に1回自転するキャリッジには、微妙なバランスをとるための重りが取り付けられています。 トゥールビヨンのキャリッジが回転する神秘的な動きを、ダイヤルとサファイアクリスタルのシースルーバックのどちらからでも見ることができます。
付属品には、ランゲコレクター監修の下、長い年月をかけて作られた、本当に貴重な資料、この時計と同じシリアル限定番号が入った「ランゲ プールルメリット」完全ガイドブック(***/150)(この本だけでも、かなりの値打ちが付きます)が付属致します。勿論、プールルメリットのオーナーしか手にできない書籍です。
是非、最終的に、ランゲ好きの方が行きつく処は、プールルメリットと考えている方、ご来店お待ちしております。