ロレックスの人気定番モデルである、デイトジャストのレディスモデルです。ステンレスをベースに、ホワイトゴールドのベゼルを配したシンプルでありながらも、華やかさも感じさせてくれるデザインは、シーンを問わず使うことが出来る、まさにオールマイティなモデルです。
また、ロレックスの3大機構である、高い防水を保つオイスターケース、巻き上げ効率に優れた自動巻き機構のパーペチュアル、瞬時にカレンダーが切り替わるデイトジャスト機構を搭載した、実用面においても優れたモデルと言えます。
デイトジャストのルーツは、1945年(1955年には、日付が瞬時に切り替わるよう改良されました。)にまで遡ります。発表以来、美しく完成されたデザイン、そして機械式時計に必要とされる機能を、常に改良し現在に至ります。
ロレックス デイトジャスト Ref.279174の特徴
レディス・デイトジャストの最新モデル(2020年9月現在)であるRef.279174は、Ref.179174の後継モデルとして2017年に発表されました。
Ref.279174のデザインはRef.179174を引き継ぎながらも、ケースサイズを2mm拡大し28mm径となり、ムーブメントも新型のCal.2236が搭載されることで、今日に相応しいサイズ感と、更なる高精度を獲得しました。
一方で、サイズだけ見れば実に7%もの拡大率であり、その重さも気になるところですが、実際には旧型のRef.179174とほぼ同じ重量です。
ダイアルデザインについても刷新され、従来のモデルでは見られなかったダークグレーの他、定番カラーであるシルバー、ホワイト、ピンクにはバーインデックス、ローマンインデックス、そしてダイヤインデックスがそれぞれ用意されています。
また、ホワイトシェルにはダイヤモンドインデックス、シルバーにおいては、9時位置に印象的にダイヤモンドをレイアウトしたダイヤルもあります。
またケース径の拡大に伴い、ブレスレットのバランスも見直されました。ジュビリーブレスレットおいては、従来の半円形の形状のコマに対し、Ref.279174では上辺の丸みが緩やかな、全体的に厚みが抑えられたデザインへ変更されています。
これらの細やかな変更点が、いたずらに重量を増やさず、快適な装着感の実現に繋がっています。
加えてクラスプの開閉についても、軽くスムーズに行う事が出来、女性にとって使いやすいブレスレットとしての改良が随所に見られます。
ロレックス デイトジャスト Ref.279174のスペック
- 素材:ステンレス/18金ホワイトゴールド
- ケースサイズ:28mm
- ムーブメント:自動巻き( Cal.2236 )
- 防水性能:100m
- 夜光素材:クロマライト
- 風防素材:サファイアガラス
ロレックス デイトジャスト Ref.279174の製造年
2017年(ランダム番)~
ロレックス デイトジャスト Ref.279174のムーブメント
自動巻き-Cal.2236(ロレックス自社製ムーブメント)
Cal.2236は55時間のロングパワーリザーブに加え、日付の早送禁止時間帯が無くなり、その利便性の高さが魅力です。ヒゲゼンマイには、ロレックスが特許を取得したシリコン製のシロキシ・ヘアスプリングが採用されています。このヒゲゼンマイは耐磁性に優れ、気温変化にも強く、高い等時性を備えています。
また、パラフレックスと呼ばれる耐震装置(ショックアブソーバー)は、穴石を押さえる板バネに強い衝撃が加わっても固定部から外れづらく、穴石を天真の中央に固定する特殊な形状から、変形にも強い特徴を持っています。
スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクロノメーター認定を受けています。また、ロレックス独自の規格「高精度クロノメーター」の導入により、実際にはケーシング後で-2~+2秒と、クロノメーター基準を大きく上回る高精度を実現しています。