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モデル解説:ロレックス レディスデイトジャスト Ref.79173

2020-02-18 11:00

ロレックスの人気定番モデルである、デイトジャストのレディスモデルです。ステンレスと18金イエローゴールドのコンビネーションは、様々なファッションとの相性も良く、流行に左右されず、末永く愛用できる高級感あるデザインも魅力です。

また、ロレックスの3大機構である、高い防水を保つオイスターケース、巻き上げ効率に優れた自動巻き機構のパーペチュアル、瞬時にカレンダーが切り替わるデイトジャスト機構を搭載した、実用面においても優れたモデルと言えます。

デイトジャストのルーツは、1945年(1955年には、日付が瞬時に切り替わるよう改良されました。)にまで遡ります。発表以来、美しく完成されたデザイン、そして機械式時計に必要とされる機能を、常に改良し現在に至ります。

ロレックス デイトジャスト Ref.79173の特徴

Ref.69173の後継モデルとして発表されたRef.79173は、その完成されたデザインは踏襲し、搭載されるムーブメントがCal.2135からCal.2235へ改良され、実用面の強化が図られたモデルです。

また、Ref.79173の特徴として、ダイヤルバリエーションの豊富さがあげられます。定番のシャンパンダイヤルにおいてもシンプルなバーインデックス、上品な印象のローマンインデックス、華やかな10ポイントダイヤまで揃います。
他にも、ピラミッドダイヤルや、ロレックスのロゴが並ぶ様がコンピューター基盤のように見えるジュビリーダイヤルダイヤルなど、ダイヤル自体に装飾を加えたものもあります。

更に稀少なダイヤルとしては、真珠母貝のシェルダイヤル、天然石を加工したオパールや翡翠、オニキスのダイヤル、そしてマホガニーやウォールナットなど、木製のダイヤルまであり、そのダイヤルバリエーションは50種類以上にものぼります 。

また、現在では生産終了となっているRef.79173ですが、当時から人気が高く、中古の流通量も安定していることから、購入の際にも色々と比べて選べるモデルと言えます。

一方で、シェルや天然石など天然素材のダイヤルは、希少性の高さに加え、一点一点異なる表情を持つ事から、お気に入りの一本を探す楽しさを感じられます。

ロレックス デイトジャスト Ref.79173のスペック

  • 素材:ステンレス/18金イエローゴールド
  • ケースサイズ:26mm
  • ムーブメント:自動巻き( Cal.2235 )
  • 防水性能:100m
  • 夜光素材:スーパールミノバ
  • 風防素材:サファイアガラス

ロレックス デイトジャスト Ref.79173の製造年

1999年(A番)~2003年(F番)

ロレックス デイトジャスト Ref.79173のムーブメント

自動巻き-Cal.2235(ロレックス自社製ムーブメント)
ムーブメントはCal.2235を搭載、従来のCal.2135との決定的な違いはヒゲゼンマイの形状であり、Cal.2235では巻上げヒゲ(ブレゲヒゲ)が採用されています。巻上げヒゲのメリットとしては、ヒゲゼンマイが同心状に伸縮することで等時性が高まり、姿勢差による影響が低減されることで、安定した精度の向上につながります。

パワーリザーブは48時間あり日常的な使用において、必要十分なスペックと言えます。

スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクロノメーター認定を受けています。


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