新社会人の皆様にお勧めのクォーツ時計 ~グランドセイコー ヘリテージコレクション 9Fクォーツ ~
2025-03-04 11:00
ブログをご覧頂きまして、誠に有難うございます。
最近は、ようやく厳しい寒さも和らいだと思っていたのですが、過ごしやすい季節がやって来るのはまだまだのようです。
毎年、年明けからこの時期は、新社会人となる皆様から「仕事先で使用する腕時計を検討しています」というご相談が増えます。
今年も例年通り「見やすく」、「正確な」というご要望が多かった為、本日はご要望にピッタリな「グランドセイコー」の「ヘリテージ」コレクションをご案内させて頂きます。

グランドセイコー
「グランドセイコー」とは、日本が誇る時計メーカー「セイコー」の最上級シリーズです。
1960年に初代モデルが発表されて以降、スイス製に引けを取らないというコンセプトを基に「高精度」で「実用的」なモデルの開発を続けています。
1970年代になると、クォーツ式時計の台頭によって機械式時計の開発は中断されますが、機械式腕時計の需要の高まりと共に1998年に復活を遂げることになりました。
代表作は、「高精度のクォーツ」や「スプリングドライブ」搭載モデルが挙げられます。
「スプリングドライブ」とは、ゼンマイを動力にし制御にICと水晶振動子を利用して、クォーツ時計に迫る精度を実現しているセイコーが発明したムーブメントです。機械式とクォーツ式に次ぐ第3の駆動機構として、その名を世界中に轟かせています。
そして、2017年には更なる進化を遂げるため、新生ブランド『グランドセイコー』として独立を図り、セイコーとは異なる高みを目指します。この時期を境に、グランドセイコーの文字盤から「SEIKO」のロゴが取り除かれることになりました。
2025年現在グランドセイコーでは「マスターピース」、「エボリューション9」、「ヘリテージ」、「スポーツ」、「エレガンス」という5つのコレクションが展開されており、老若男女問わず多くの時計ファンにご愛用されています。
ヘリテージ コレクション
「ヘリテージ」コレクションには、往年の傑作を現代で受け継いだモデルなどもラインナップに加えられていますが、基本的なコンセプトは「見やすく」て「正確」な腕時計であることです。
そのため、華美な装飾を取り払ったシンプルなデザインが標準仕様です。
本日ご案内している「SBGX263」も、スッキリとした王道デザインとなっております。
6時・9時・12時のインデックスが台形となっていることが大きな特徴ですが、こちらを含む全てのインデックスと時分針は多面カットされており、時刻を見る際にはきらきらと鮮やかに輝きます。
見やすさだけではなく、同時に美しさも表現したところに、グランドセイコーらしいこだわりが感じられます。

また、搭載している「9Fクォーツ」ムーブメントは、高い駆動力や年差±10秒の高精度を誇ります。
視認性の高さに加え日常生活においては申し分のない正確性を備えており、多くのご要望に応えられるモデルだと個人的には思います。
ちなみに、こちらのケースサイズは直径37mmですので袖口の収まりも良く、仕事だけではなく冠婚葬祭にもお勧めとなっております。機会がございましたら、是非一度お手に取ってご覧いただきたい1本です。

裏ブタにある獅子の紋章は、初代グランドセイコーから連綿と受け継がれてきた高品質の証。最高峰の腕時計を目指すという、ブランドの強い意思が込められています。
その他のお勧めヘリテージ


こちらは、本日ご案内させて頂いた「SBGX263」と同様のクォーツ式です。
サイズも37mmと一緒ですが、文字盤に施された菱型模様のパターンが特徴的となっています。
なお、素材はチタン製ですので、軽量で使い易いモデルをご検討中の方にお勧めです。


こちらは、「スプリングドライブ」搭載モデル、72時間のパワーリザーブを誇ります。
サイズは40mmですが、上品な仕上げとシンプルな外観の為、サイズ程のボリュームは感じられません。
また、クォーツ式には精度では敵いませんが、それでも平均月差±15秒は秀逸です。
スプリングドライブをご検討中の方で王道デザインは王道という方にお試し頂きたい1本です。
まとめ
ヘリテージコレクションは、使いやすく永年ご愛用いただけることも大きな魅力となっていますので、選択肢の一つとして、今後のお時計選びのご参考にしていただけたらと思います。
