30・40・50代へお勧めの機械式腕時計 ジャガールクルト『マスターブラック リザーブ ド マルシェ』
2024-07-09 11:00
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本日は、ジャガールクルト社の「マスターブラック リザーブ ド マルシェ」のご案内です。
ジャガールクルト
「ジャガー・ルクルト」とは、1833年にアントワーヌ・ルクルトによってスイスのル・サンティエ に工房が設立された老舗時計メーカーです。自社工房内において時計の設計から製造までを可能とするマニュファクチュールとして有名ですね。
代表作は1931年登場の「レベルソ」です。「ポロ競技中に風防が割れない腕時計を作成して欲しい」という競技者からの相談がきっかけとなって開発されたモデルですね。 角型ケースが反転して風防を守る構造となっています。
その他にも懐中時計用の超薄型ムーブメントや、気温差を利用して半永久的に動く置時計「アトモス」など、様々なモデルの開発を行っています。2000年には、ファッションブランド等を傘下に持つリシュモングループに入りますが、その高い技術力は健在でこだわりの腕時計を世界中に提供し続けています。
マスターブラック リザーブ ド マルシェ
本日ご案内しているモデルは、ジャガールクルトを支える2つの主力シリーズの内の1つである「マスター」シリーズのパワーリザーブ付きとなります。「マスターブラック コレクション」と呼ばれる高級感溢れる黒文字盤とシースルーバックの組み合わせが特徴的なモデルで、1998年から2004年頃まで生産されていました。
文字盤の2時側にはポインターデイト( 日付用の針が文字盤上に配置された数字を指して日付を表示する仕組み )、10時側にはパワーリザーブインジケーター( 巻き上げたゼンマイの残存量をメーターで確認出来る機能 )が備わっています。
更に、6時側にスモールセコンド(分針や時針とは別の場所に配置されている秒針)が、バランス良く配置されておりメカニカルな雰囲気が満載です。
腕時計の中には様々な機能を備えたモデルがございますが、こちらに関しては日付やパワーリザーブ付きということでかなり実用的ですね。
なお、画像での見た目はそこそこのボリュームを感じられますが、ケースサイズは37mmとスマートなサイズですので使い勝手も良く、カジュアルからビジネスまで幅広い活躍が望めます。
また、シースルーバックからは「MASTER CONTROL 1000 HOURS」の文字がローター表面に見えます。ジャガールクルト社で1992年から独自に行われている1000時間検査にパスした証ですね。
温度・気圧変化への耐性、精度、防水性等の検査を、ケーシング前後はもちろんのこと組み立ての工程や着用時までにおいて実施されます。当時はマスターシリーズのみでしたが、現在ではほとんどのモデルで実施されています。
1000時間というと、約40日にも及ぶ検査期間を設けているということですが、その妥協しない姿勢が多くの時計ファンを惹き付けています。ジャガールクルトをご存知ではない方にもお勧めしたい1本です。
その他のお勧め機械式
スイスのシャフハウゼンに設立された老舗時計メーカー「IWC」の「インヂュニア クロノグラフ」です。
こちらのモデルは耐磁性能を備えたクロノグラフです。耐磁とは周囲の磁力の影響を受けにくくする機能ですね。
ストップウォッチを使う機会は少ないかもしれませんが、クロノグラフの中でも実用的なモデルをお探しの方にお勧めです。
「グランドセイコー」の「スポーツコレクション スプリングドライブGMT シュカブラ」です。
こちらのモデルはスプリングドライブ搭載のGMTです。スプリングドライブとは、ゼンマイを動力にして制御にICと水晶振動子を利用してクォーツ式に迫る精度を実現した、セイコー独自の駆動機構ですね。
GMT機能付きで、国産の機械式腕時計をご検討中の方には是非お勧めしたいモデルです。
まとめ
機械式腕時計と申しましても、シンプルなモデルからスポーツウォッチや、エレガントなものまでと選択の幅は広いですので色々お試し頂ければと思います。また、面白いモデルが入荷しましたらご案内をさせて頂きます。