スイス製高級腕時計から選ぶ　お勧めGMT　「タグ・ホイヤー　アクアレーサー」

最近、野球観戦の際、一部の野球場ではマスクをしながらも声出し応援が解禁されたりしています。また、室内外でのマスクの着用も個人の判断ということで、徐々に日常が戻りつつあるようですね。

毎年、海外旅行を計画しながらも、断念していた方は「今年こそ」とお考えではないでしょうか。そこで、本日は海外旅行にピッタリな「GMT」機能付きモデルのご案内をさせて頂きます。

【　GMT　】
「GMT」とは、ホームタイムとローカルタイムの2か国の時刻を同時に表すことが出来る腕時計の機能を指します。海外旅行へ行かれる方や、パイロットの方には大変お勧めです！

※その他にも「GMT」は、「 Greenwich Mean Time（グリニッジ ミーン タイム）」の略称で、イギリスのグリニッジ天文台を基準とした世界標準時を指す場合もございます。天文学をベースとした国際的な基準時刻ですが、 現在では原子時計を利用した協定世界時「UTC (ユニバーサル タイム コーディネイティッド )」が主流となっています。

タグ・ホイヤー

「タグ・ホイヤー」とは、創業者「エドワード・ホイヤー」によって、1860年にスイスのサンティミエに創立されたスイスの高級時計メーカーです。

常に時代の先端を進むタグ・ホイヤーですが、有名なモデルは1916年に発表された「マイクログラフ」ですね。より高精度のストップウォッチが求められていた当時、世界に先駆けて100分の1秒までの計測を可能としたモデルです。1/5秒や1/10秒単位での計測が一般的であったことから考えると、まさに驚きのスペックです。

その後、時計業界での実績を積み上げた結果、時間計測での分野で高い評価を得たタグ・ホイヤーは、アルペンスキーやF1など様々な競技の公式計時を務めながら、世界中へその信頼性を広めることになります。

近年では、2015年にはコネクテッドウォッチを発表して、老舗時計メーカーの中では先駆けてスマートウォッチ産業への参入を果たし ました。また、2016年には驚愕のコストパフォーマンスを実現したトゥールビヨンを、2022年にはタグホイヤー初のソーラー駆動型「アクアレーサープロフェッショナル200　ソーラーグラフ」を発表したりと、意欲的に商品の開発を続けています。

尚、現在の商品構成は、代表作「カレラ」を筆頭に、ダイバーウォッチ「アクアレーサー」、スポーツ＆エレガンスを実現した『S/EL』シリーズの後継機である「リンク」など、メンズスポーツが主体となっていますが、シリーズによってはレディスサイズも用意されており、そのバリエーションの豊富さから、老若男女問わずタグホイヤーの腕時計は世界中で愛用されています。

アクアレーサー

「アクアレーサー」とは、タグ・ホイヤーの誇る現行ダイバーズウォッチです。シリーズの始まりは2004年でしたが、そのルーツは80年代に発表されたダイバーズウォッチとなっています。

こちらのシリーズの特徴は、視認性の良い夜光インデックスや逆回転防止型ベゼル、高い防水性などとなっており、現行モデル中には1000ｍ防水を実現するハイスペックなモデルも存在します。タグホイヤーの中では、最もタフなシリーズとなっていますね。

アクアレーサー プロフェッショナル300 キャリバー7 GMT

本日、ご案内しているこちらのアクアレーサーの大きな特徴は、ダイバーズウォッチとしてのタフな基本性能プラス、GMT機能を搭載していることです。

2か国表示の方法はメーカーやモデルによって様々ですが、こちらはシンプルな24時間針表示です。白い短針を単独で動かすことによって、ローカルタイム（現地時間）を、黄色の24時間針と24時間ベゼルでホームタイムをひと目で確認することが可能です。ちなみに、白と青のツートンカラーのセラミック製ベゼルで、日中（白）と夜間（青）の判別も容易となっています。

試着したところ、43ｍｍサイズの割にはあまり大きさを感じさせません。重すぎず、全体的にバランスの良い印象ですね。視認性も良く、2か国表示機能搭載しながら、300ｍ防水も備わっており、非常に実用的な腕時計です。コストパフォーマンスも高く、デザイン性にも優れていますので、旅行先での様々な場面での活躍が大いに期待出来ます。

その他のお勧めGMT

まとめ

いかがでしょうか。本日ご案内したモデルはごく一部です。実はGMT以外にも、外国の時刻をひと目で判別可能な腕時計は他にもございます。また機会がございましたら、その辺もご案内させていただきたいと思います。