ユーズド品から見つける、過去の限定モデル/タグ・ホイヤー モンツァ 40周年記念モデル
2022-09-05 10:00
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、タグ・ホイヤー からこれまでに出された限定モデルのユーズドウォッチから、“ モンツァ キャリバー17 クロノグラフ モンツァ40周年記念モデル ”ご紹介したいと思います。
はじめに
毎年、様々なウォッチブランドから出されている限定モデルの数々。発表当時は手にすることが出来なかったり、後々出されていたことを知ったりと、新品での購入が叶わなかったモデルも、年数を経ることによりユーズドウォッチとして市場に出てくることも多く見受けられます。
そんな限定モデルの中から、今回は2016年に限定復刻されたタグ・ホイヤーの “ モンツァ ” をチョイスいたしました。ぜひご参考までにご覧いただけますと幸いです。
モンツァ キャリバー17 クロノグラフ 40周年記念モデル Ref. CR2080.FC6375
さっそく、1976年の誕生から40周年を記念し、2016年に復刻された “ モンツァ キャリバー17 クロノグラフ ” をご紹介してまいります。
モンツァのルーツ
元々クロノグラフやストップウォッチ開発をメインとしていたホイヤー社は、モータースポーツとの関りが特に強く、ともに高め合い成長を続けているブランドです。そのため、モータースポーツにルーツを持つモデルが多くあり、こちらのモンツァもそのひとつ。
モンツァはフェラーリのドライバー、ニキ・ラウダがF1ワールドチャンピオンのタイトルを獲得したことを祝し、1976年に制作モデルと言われています。また、モデル名はイタリアの「モンツァサーキット」に由来するそうです。
丁寧に再現された、2016年 復刻モデル
モンツァはこれまでにも何度か復刻されてきましたが、2016年に復刻されたこちらのモデルは、1976年当時の意匠が再現されており、レトロな雰囲気と現代の技術が絶妙に調和された仕上がりとなっています。
1976年当時は丸みを帯びた楕円形のようなケースデザインでしたが、こちらではクッションケースが採用されていて、一目でモンツァとわかるケースとなっています。
ケースやダイアル、ストラップに至るまで、ブラックで統一されたカラーリングは当時のデザインが忠実に再現されており、メリハリのあるクッションケースとの相性もバッチリです。
文字盤では、外周部分にタキメーターとパルスメーターの目盛りが備えられており、ブラックカラーの中にクロノグラフ針と秒針など要所要所に使用されている赤が目を引きます。また、長短針は黒と白に色分けされている点も当時のデザインを再現しています。インデックスのクリームがかった色合いもクラシカルな印象をより強く感じさせてくれるポイントです。
1976年当時との変更点
忠実に再現されているポイントもあれば、先ほどご紹介したクッションケースの採用をはじめ、他にも 現代に合わせて変更されている部分もあります。
まず、ケース径。発表当時は39mmサイズでしたが、こちらは42mmと3mmも大きいサイズへと拡大されました。その反面、素材はステンレスからチタンに変更されていますので、軽量化されていて着け心地はアップ!また、チタンの特徴でもある、傷のつきにくさも日常使いに適しています。
他には、搭載されているムーブメントの関係もあり、元々は9時位置にリューズがありましたが、一般的な3時位置となっているのも大きな変更点です。
ケースバックには通し番号も
2016年の限定復刻モデルではありつつも、数が限定されての生産ではありませんでしたが、大きく当時のホイヤーロゴと“ MONZA ” の文字、そしてその下には通し番号も刻まれており、特別感も増します。
パンチングが特徴的なストラップ
独特なパンチングが施されたレザーストラップにフォールディングバックル仕様でご自身の手首サイズに合わせて好みの位置でバックルの位置を決められますので、着脱も簡単で心地良くご使用いただけます。また、バックル部分もチタン製ですので、金属アレルギーをお持ちの方も使いやすい素材となる点もオススメポイントです。
< タグ・ホイヤー モンツァ キャリバー17 クロノグラフ モンツァ40周年記念モデル Ref. CR2080.FC6375 (中古) の商品詳細はこちらから → https://evance.co.jp/products/detail/17518 >
まとめ
おそらく、限定モデルをお探しの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。発表されてから年数が経過しているモデルほど、ユーズド品でないと流通していないことも多くございます。
また、その中から状態の程度や付属品の有無、価格などなどお客様により拘りのポイントも様々おありかと思います。大変ではありますが、希望のものと出会ったときにはより愛着を持ってお使いいただけるのではないかと思いますので、ぜひ根気強く探してみてください!