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アースカラーでサファリっぽい☆トレンド色のパネライ ラジオミールPAM00995

2025-04-22 10:30

エバンスブログをご覧の皆さま、こんにちは。
4月も下旬となりました。新緑に新芽…春薫る季節が到来ですね、いかがお過ごしでしょうか。
気候もグッとよくなり、イベントや行楽と…お出掛けしやすい季節。
気になる春夏アイテムにカーキやナチュラル素材を採用したアースカラーがトレンド入り。
心弾むアクティブなオシャレにスッと馴染んでくれる、すっごくステキなパネライをご紹介させていただきます!

ラジオミール45mm

ケースサイズ45mm超えは当たり前。デカ厚ブームの立役者、パネライ。日本でもメジャーになり始めたのは30年弱前だったでしょうか。ド迫力のイタリアンウォッチが愉しめるとあって、オシャレに敏感なスポーツ選手やセレブリティがこぞって愛用し始め、一躍有名に。

デカくて厚みのあるボディライン、イタリア海軍要請からの潜水ミッションから誕生したという伝説のストーリー性を色濃く残し―。その迫力とズバ抜けたインパクトで一気に周知されてゆきました。

常に意欲的。機能と品質に拘りぬかれた圧巻のクォリティは、匠たちによる精緻な技術、そして歴史深い伝統があるから。
ブームに終わらず、今や現代の腕時計メーカーを代表するトップブランドとして君臨します。

ヒストリー

1860年、ジョバンニ・パネライがイタリアのフィレンツェに時計店を構えたことが歴史のはじまりとなります。 当時は店舗と時計工房を兼ねているだけでなく、フィレンツェ初の時計学校でもありました。

イタリア海軍に精密機器を納入していたパネライは、1916年に計器や装置の文字盤を発光させるため、 ラジウムベースの粉末を利用した発光塗料「ラジオミール」を開発し、 1938年には塗料の名称を冠した大型ウォッチ「ラジオミール」を製作。 また1949年にはラジウムベースの塗料に代わる新しい蛍光物質「ルミノール」が開発され、 翌年クッション型ケースにリューズガードが付いた時計「ルミノール」が誕生します。

長年にわたって軍事機密扱いであったパネライは、1993年に民間向け時計製造を開始。 1997年に現リシュモングループの傘下となり、 軍用ルーツのデカ厚時計として世界的人気ブランドとなります。 2005年には自社開発ムーブメントを搭載するなど、 その後も更なる進化を遂げています。

現在のラインナップには、初期の軍用腕時計がルーツの「ラジオミール」、 大型のリューズガードが特徴の「ルミノール」、 逆回転防止ベゼルを備えた「サブマーシブル」などがあります。

ラジオミール45mm

今ご紹介モデル、2019年の夏にブティック限定(発表当時)で発売されました。自社のルーツである「イタリア海軍特殊潜水部隊のための潜水時計」に立ち返り、ミリタリーや深海への繋がりをより強化した開発。

全4種類。パネライ屈指の人気モデル “ラジオミール1940ケース”をベースに「ラジオミール48mm」「ラジオミールGMT-45mm」「ラジオミールGMTパワーリザーブ45mm」そして、本モデル「ラジオミール45mm」。
世界限定1000本と決して多くはない価値ある本数です。

ラジオミール45mm

ラジオミール1940ケース

クラシカルな「ラジオミール」とモダンな「ルミノール」の要素を併せもった実に魅力的な「ラジオミール1940ケース」。
あれ?!ラジオミールか?ん?!ルミノール?たしかに両者を合わせたようなボディラインで、パっと見、見分けが難しい。

1940年代のラジオミール改良版として2013年に開発された「ラジオミール1940ケース」。より耐久性に富んだボディを求め、ワイヤーループ式の細いラグをケースと一体化させました。
ラグからケースまでを、一つのスティールの塊から削り出すという、ロレックスのオイスターケースのような高難度を誇る切削技術の一体型構造。ケースの硬度がさらに高まります。

ほかにもリューズが円柱型に近い形状になるなど、のちのルミノールシリーズの礎、原点ともなったデザイン。リューズの巻き上げがしやすく、着け心地も素晴らしいのが特徴です。

進化の裏側には、イタリア海軍からのあらゆるミッションにも耐えうるサプライヤーならではの強い拘りが垣間見えます。

裏蓋はシースルーバックケースとなっており、自慢のムーブメントをいつでも見ることができます。薄型のマイクロローターを採用した自動巻きムーブメントP.4000で時計の厚みを抑えることを実現。シンプルでスッキリとした印象に。

ミリタリーなグリーンダイアル

目を引く特徴的なマットグリーン(カーキ調)の文字盤です…あまりにも衝撃的。
機能やボディデザインで体現するだけでなく、マットなグリーンを用いてミリタリーを想起させるという視覚的な発想。「強い歴史的なアイデンティティを強調した」と同社は言います。
軍用時計というルーツを辿ったミリタリー調「マットグリーン文字盤」の誕生は、メゾンの強い個性すら感じさせます。

ダイアルはインデックス部をくり抜いたサンドイッチ構造に。下段からベージュのスーパールミノバインデックスがお目見え。シンプルながらめちゃくちゃ印象的です。
さらに金色の針がマットグリーンのお色味と相まって、ビンテージミリタリーの世界感にリッチテイストもプラス。これ1本でトレンドコーデにアップデートできちゃいます。

ストラップ

流石パネライ!!薄ベージュ色のキャンバス生地にグリーン革の遊郭×カーキ調の文字盤でサファリっぽさと、こなれ感が一気に叶います。

すっごくステキなストラップなのですが、この(ストラップ)部分、実はとってもデリケート。表面は紫外線や外気にも触れてしまいますし、装着側は常に肌に触れています。そのため、汗や皮脂、汚れがつきやすく、それでいて目につきやすい。とってもデリケートなパーツでもあります。薄いお色味ですので汚れやケアには十分に気を付けてご使用ください。
経年とともに変化するステキな味わいも愉しみつつ、時にベルト交換され、リフレッシュするのも良いでしょう。(ベルト交換はメーカーへご依頼ください)

艶感のないマットグリーン仕上げだから肌馴染みも良くマルチなアクセントに。キャンバス風ファブリックストラップの軽やかさがカジュアルオシャレの抜け感となり、イマっぽく、イイ感じのまとまりがうまれます。

カジュアルな高級時計をお探しなら是非、一度お試しください。

今回もご覧いただきありがとうございました。

パネライ
ルミノール45mm

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