30・40・50代の皆様へお勧めのオーヴァーシーズクロノグラフ 5520V/210A-B686
2025-09-09 11:00
ブログをご覧いただきまして誠に有難うございます。
9月に入っても厳しい暑さが続いています。お出かけの際には熱中症に十分お気を付けください。
本日は「ヴァシュロンコンスタンタン 」が誇るスポーツシリーズ、「オーヴァーシーズクロノグラフ」をご案内させて頂きます。

ヴァシュロンコンスタンタン
「ヴァシュロンコンスタンタン」は、時計職人ジャン=マルク・ヴァシュロン氏によって1755年にスイス・ジュネーブで設立されました。
ヴァシュロンコンスタンタンと言えば1839年に導入された「パンタグラフ」が有名です。「パンタグラフ」とは、自動旋盤機を使ってパーツの規格を統一し、互換性をもたせることで時計の品質を高めるという工作機械で、その後の時計業界に大きく貢献した発明品となっています。
更に超複雑時計の開発なども積極的に臨んでおり、これまで数々の賞や特許を獲得して、現在では世界3大時計の一角を担っています。
現行モデルのラインナップには「オーヴァーシーズ」を含むスポーツシリーズからクラシックシリーズまで幅広く展開しており、老若男女を問わず世界中でご愛用されています。
オーヴァーシーズ クロノグラフ
「オーヴァーシーズ (OVERSEAS=海外)」は、名前の通り「旅」をテーマにして1996年に発表されました。それまではクラシカルな雰囲気のモデルが多かったヴァシュロンコンスタンタンの中では斬新なスポーツシリーズです。
当初はシンプルな3針モデルでしたが、数年遅れてクロノグラフ搭載モデルが登場します。その後、オーヴァーシーズは2004年に2代目、2016年に3代目が登場し、現在ではヴァシュロンコンスタンタンの代表作となっています。
オーヴァーシーズと言えばマルタ十字が表現された独創的なベゼルやブレスレットと、独特の存在感が相まってひと目見れば分かるというデザインが大きな特徴となっています。
本日ご案内しているRef.5520Vは、3代目オーヴァーシーズクロノグラフ(Ref.5500V)が2023年にマイナーチェンジしたモデルです。ケースサイズやキャリバー(Cal.5200)はそのままでしたが、若干の仕様変更がございました。
厚さは13.7mmから12.67mmへと薄く、重さは187gから179gへ軽くなり、ブレスレットのテーパードスタイルがより細めになっています。そして、下の画像左側のようなローター中心部付近に施されていた小さな空洞は塞がりました。ブレスレットの脱着部分も改良されています。外見は僅かにスリムになりましたが相変わらずの重厚感です。


また、備わっているブレスレットは『インターチェンジャブル』仕様(3代目以降)となっており、工具を使わずに付属ストラップへ交換が可能です。季節やその日の気分に合わせて使い分けられるという大変便利な機能です。
なお、ブレスレットは丁寧に面取りされており、ケース本体だけではなくブレスレットまで妥協していないことが分かります。クロノグラフ搭載モデルをご検討中で、デザインと性能ともにこだわってみたい方に是非お勧めしたい1本です。


※既存のSS製クロノグラフの文字盤は、黒文字盤/インダイヤルシルバー、青文字盤、シルバー文字盤の3種類が用意されていましたが、こちらのパンダダイヤルが2023年に追加された際シルバー文字盤のみ生産終了となりました。
その他のお勧めクロノグラフ

126500LN
スイスの大人気ブランド『ロレックス』のデイトナです。メーカーでの購入は困難なプレミアムモデルとなっています。ベゼルに計算尺(タキメーター)が備わっている王道クロノグラフをお探しの方にお勧めです。

26331ST.OO.1220ST.02
スイスの老舗人気ブランド『オーデマピゲ』の「ロイヤルオーククロノグラフ」です。こちらもデイトナ同様に入手困難な状態が続いています。クロノグラフの中でも上品なモデルをお探しの方へお勧めです 。
まとめ
クロノグラフ搭載モデルはシンプルなモデルと比較すると部品数が増えるため、販売価格やメンテナンス料金は高価になってしまいますが、メカニカルな雰囲気を好まれる方には人気は高く、多くのメーカーで製造されているスタイルです。
今回のご案内はごく一部でバリエーションは豊富となっておりますので、また機会がございましたらご案内させて頂きたいと思います。