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モデル解説:ロレックス デイトナ Ref.6262/6264(ヴィンテージ)

2020-09-11 11:00

デイトナの歴史は、NASAの宇宙開発の幕開けとともに1961年に発表されたクロノグラフモデル「コスモグラフ」がベースとなっています。

“デイトナ”の名称は、1959年「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が、フロリダにオープン。それ以来、ロレックスはオフィシャルタイムピースを務めたことで関係か強まり、1963年、当時のクロノグラフモデル「コスモグラフ」に、”デイトナ”の名を冠したレース用モデル「コスモグラフ デイトナ」が誕生しました。

1988年までは、ヴァルジュー社製手巻きムーブメントを採用。1988年~2000年の間はゼニス社の自動巻ムーブメント「エル・プリメロ」をベースに製造されてきました。クロノグラフモデルにおいて他社製のムーブメントを採用してきたロレックスですが、ミレニアムイヤーである2000年にロレックス初の自社設計ムーブメント「キャリバー4130」を発表したことで、当時は大変話題となりました。

デイトナ Ref.6264 ポールニューマンダイアル

ロレックス デイトナ Ref.6262/6264の特徴

1963年から続くロレックスの圧倒的人気モデル「コスモグラフ・デイトナ」の第2世代である Ref.6262(ステンレスベゼル)、及びRef.6264(プラスチックベゼル)。生産期間が短く個体数が少ないため、レアモデルとなっています。

後の第3世代では、プッシュボタンにスクリューロックがついていますが、第2世代モデルでは、第1世代と同様にスクリューロックの無いシンプルなタイプとなります。また第2世代まではオイスターケースではなく、文字盤には「OYSTER」の表示はありません。当時の防水性能は30mと、実用性に乏しかったことで、短命に終わりました。

第1世代モデルであるRef.6263、及びRef.6241に比べ、外観上のデザインに関しては、ブレスレットが当時のオリジナルの場合、フラッシュフィットのデザインが異なる程度で、 ほとほとんど変更はありません。最大の違いはムーブメントが変更された点で、第3世代まで続く傑作キャリバー「Cal.727」が採用された点が大きな特徴です。

文字盤のデザインは前モデルから引き継ぎ、ブラック、シルバーに加え、“ポールニューマン”ダイアルのブラックとホワイトが存在しました。


ロレックス デイトナ Ref.6262/6264のスペック

  • 素材:ステンレス
  • ケースサイズ:直径37mm
  • ムーブメント:手巻き( Cal.727 )
  • 防水性能:30m
  • 夜光素材:トリチウム
  • 風防素材:プラスチック

ロレックス デイトナ Ref.6262/6264の製造年

1970年~1971年頃

ロレックス デイトナ Ref.6262/6264のムーブメント

手巻き-Cal.727(バルジュー社製ベース)

パワーリザーブ:約50時
クロノメーター:×
ハック機能:×
駆動タイプ:手巻き
振動数:21,600振動/時

第1世代で搭載されていたCa.72B、及びCa.722-1から変更し、傑作クロノグラフムーブメントとして名高いバルジュー社製の72系最終型をロレックス仕様としたCal.727を搭載しています。 テンプの耐震装置には当時最新となる「キフ・ウルトラフレックス」を採用し、振動数を18,000振動から21,600振動にするなど、高精度化が図られ、1970年の製造開始から、後の1988年に生産終了となる第3世代まで搭載されます。

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