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モデル解説:ロレックス エクスプローラーII Ref.226570

2023-10-23 11:30

“ 冒険者”の名を冠する探検家用プロフェッショナル・ウォッチ「エクスプローラー」シリーズ。

エクスプローラーⅠの機能性と堅牢性を発展させ、1971年に誕生した「エクスプローラーII」。洞窟内の探検家仕様として、昼夜を区別するための24時間針や24時間表示ベゼル、日付機能を備えることで、 エクスプローラーIと比べデザインが大きく異なっており、独自の進化を遂げています。

 

ロレックス エクスプローラーII Ref.226570の特徴

Ref.226570は「エクスプローラーII」の第5世代にあたるモデル。エクスプローラーIIが誕生した1971年から50周年となる2021年に登場しました。ケースサイズは42mmで前作であるRef.216570と同サイズになります。

先代モデル(Ref.216570)から、約10年ぶりのモデルチェンジとなった現行エクスプローラーII「Ref.226570」。70時間パワーリザーブを実現した新世代ムーブメントを搭載。ダイアル6時位置の文字が「SWISS 王冠 MADE」となり、ラグの形状が細くブレスレットの幅が1mmほど大きくなっていますが、ケースサイズや外観の印象は大きくは変わらず、細部がブラッシュアップされています。

カラーバリエーションは、ブラック文字盤とホワイト文字盤の2タイプ。 ブラック文字盤では、前モデル(Ref.216570)で特徴だった針の根元の黒塗りがなくなり、すっきりしたデザインに。ホワイト文字盤では、他のスポーツモデルにない黒い針やインデックスが引き続き採用され、視認性が重視されています。

(Ref.216570黒とRef.226570黒の比較。ラグの形状が細くなり、ブレスレット幅が太くなっている。また、ダイアル6時位置が「SWISS 王冠 MADE」となり、針の根元が黒でなくなるなどの変更が見られる)
(Ref.216570白とRef.226570白の比較。ブレスレット幅が太くなっている。また、ダイアル6時位置が「SWISS 王冠 MADE」となり、針のフチが艶やかな黒からマットな黒に変わるなどの変更が見られる)

 

オレンジ色の24時間針が特徴のエクスプローラーII。元々、24時間針は洞窟や極地のような状況で昼夜を瞬時に把握する用途が想定されていました。2世代目(Ref.16550)以降のモデルでは、短針を24時間針から独立して設定できるようになったため、固定式の24時間表示ベゼルとの組み合わせで、GMTマスターIIと同様に2つの時間帯を表示するGMTウォッチとしても使用可能となっています。

ロレックス エクスプローラII Ref.226570のスペック

  • 素材:ステンレス
  • ケースサイズ:直径42mm
  • ムーブメント:自動巻き( Cal.3285 )
  • 防水性能:100m
  • 夜光素材:クロマライト
  • 風防素材:サファイアガラス
  • ベゼル:24時間目盛入り固定ベゼル

ロレックス エクスプローラーII Ref.226570の製造年

2021年(ランダム番)~

ロレックス エクスプローラーII Ref.226570のムーブメント

自動巻き-Cal.3285(ロレックス自社製ムーブメント)

パワーリザーブ:約70時間
クロノメーター: 〇
ハック機能:〇
駆動タイプ:自動巻き
振動数:28,800振動/時

前モデル(Ref.216570)では、耐震機構「パラフレックス・ショック・アブソーバー」を搭載したエクスプローラーII専用のムーブメント「Cal.3187」が搭載されていました。今モデル「Ref.226570」では、GMTマスターIIと同じ新世代ムーブメント「Cal.3285」を搭載します。

「Cal.3285」は、パラクロム製ヘアスプリングや、パラフレックス・ショック・アブソーバーを搭載。独自開発の「クロナジー・エスケープメント」により、よりエネルギー効率と耐磁性を高めました。70時間のロングパワーリザーブを実現し、より信頼性を高めた仕様となっています。

スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクロノメーター認定を受けており、2015年にはロレックス独自の新規格「高精度クロノメーター」を導入、クロノメーターよりも厳しい検査基準を設けています。

Ref.226570(新品/中古)の商品一覧

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